古典暗号まとめ
『暗号技術のすべて』という本の第2章を参考にしました。
古典暗号とは
- 暗号
- 古典暗号
- 現代暗号
- 『暗号技術のすべて』においては...
- コンピュータ誕生以前の暗号 → 古典暗号
- それ以降の暗号 → 現代暗号
古典暗号の種類
- ヒエログラフ
- シーザー暗号
- コード
- スキュタレー暗号
- 転置式暗号
- 単一換字式暗号
- 多表式暗号
古典暗号アルゴリズムの特徴
- アルゴリズム(平文を暗号化する方法)は、暗号を使用しない人には非公開
- コンピュータを使うと簡単に解読(暗号文から平文を見つけること)できる
(例)前々回の記事で紹介したシーザー暗号は、鍵である3という情報を知らなくてもアルゴリズムを知ってさえすれば、鍵を知らなくても簡単に解読できる(アルファベットは26種類なので、25回試行すれば平文を見つけることが可能)
古典アルゴリズムの使用例
主に、軍事や外交(「重要な情報を送り手と受け手以外の人間に分からないよう伝える」が必要な場面)で使用
まとめ
古典暗号は、現代においては簡単に解読されてしまうが、現代暗号の基礎となっている。 今後は、現代暗号について書いていこうと思います。